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2025/01/11

静岡県初出店も5店舗 バラエティ豊かな飲食店ホールオープン 静岡市で注目の複合ビル

■静岡駅前の「M20」 フード―ホールでプレオープン

静岡市の中心市街地にある複合ビル「M20」に飲食店6店舗が入るフードホールが1月11日、プレオープンした。飲食店のジャンルは様々で、各店が特徴を持つ。県内初出店の店も5つ入った。

 

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M20はJR静岡駅北口前に昨年3月完成した15階建ての複合ビルで、地下1階から地上2階の商業施設「cosa」にはショップやレストランのスペースとなっている。

 

昨年10月末に飲食店の第1号として、「PART COFFEE ROASTER」が開店した。東京に本社を置く「The Youth」が新たに立ち上げた自社コーヒーブランド「PART COFFEE」のロースタリーカフェで、こだわりのコーヒーに加えて、ハーブティーやチョコレートドリンクなども提供している。

 

そして、1月11日にフードホールのプレオープンを迎え、6店舗の飲食店がスタートした。そのうち5店舗は静岡県内初出店。インド料理やメキシコ料理など国際色も豊かで、特徴のある店が並ぶ。

 

フードホールは、それぞれの飲食店のブースと140席の共有スペースで構成されている。出店した店は全て2階で、以下の6店舗となっている。

 

【カラアゲビストロ プレフリシズオカ】

サクサクジューシーな唐揚げと日本スタイルなお酒が楽しめるビストロスタイルの店。東京・代々木上原の「MAISON CINQUANTECINQ」や「LANTERNE」、「AELU」などを手掛ける、料理人・丸山智博氏がメニューを監修している。昼は唐揚げ定食・カラアゲオーバーライスを中心に、夜はそれに加えてみんなで摘めるフードや箸休めメニューと焼酎やサワーを中心に提供している。渋谷サクラステージ店に続く2店舗目の展開となる。

 

【サンドウィッチ・クラフトビール PARADISE ALLEY NOWHERE BREAD & YOROCCO BEER】

鎌倉のレンバイ(農協連即売所)内に位置するベーカリー。天然酵母を使用し、こだわりの発酵を経て作られたパンが人気で、鎌倉野菜などユニークな素材を活かしたメニューやステンシルで描かれた絵付けが施されたアイキャッチが魅力。そのパンを使ったサンドイッチと同じく鎌倉のクラフトビール「YOROCCO BEER」を提供している。

 

【ラーメン サカノウエユニーク】

2015年に鹿児島・坂之上でオープンし、豚骨ラーメンが主流の鹿児島で塩ラーメン推しを掲げて人気を拡大した。静岡県に初進出。ラーメンにとどまらず、アートやカルチャーシーンへの深い造詣による店舗空間のつくり込みも来店客を魅了する。

 

【ナチュラルワイン・アイスクリーム 2PILLARS】

オーダーメイドの家具製作を専門に行う「Dala mokko」を母体し、カフェレストランなどを運営する「24PILLARS」が出店。ナチュラルワインとアイスクリームを提供している。

 

【メキシコ料理 夜明け前】

都内のメキシコ料理店に7年間勤めた店主が、2012年静岡市鷹匠で「¡夜明け前!」を開業した。メニューはブリトーやタコスを軸にする。静岡県内外、さらには外国人にもアピールできる料理や空間を心掛けている。

 

【ビリヤニ・インド料理 ビリヤニ炊爨室】

スパイス炊き込みご飯「ビリヤニ」の専門店で、インド・ハイデラバードのローカルビリヤニを気軽に静岡で味わえる。2017年から「流しのビリヤニ」として都内を中心に、全国各地の音楽フェスやマーケットイベントに出店。静岡店は東京・日本橋店に続く2店舗目の展開となる。

 

フードホールの営業時間は午前11時から午後11時(店舗によって異なる場合あり)。プレオープン期間の1月11日から17日までは午前11時から午後3時、午後5時から9時までの短縮営業となっている。グランドオープンは18日を予定している。

 

M20には商業施設cosaのほか、専門学校や子ども向けの屋内遊び場施設などが入っている。静岡市の新たなランドマークとして注目されている。

 

SHIZUOKA Life編集部)

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