■藤枝市内の他のスポーツチームでも食中毒の症状

静岡県藤枝市に本拠地を置くサッカーJ2、藤枝MYFCが、トップチームで集団食中毒が発生したと発表した。選手とスタッフ合わせて25人が食中毒の症状を訴えている。きょう3月1日のブラウブリッツ秋田とのリーグ戦は予定通り開催するが、メンバーの大幅入れ替えを余儀なくされる。

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藤枝MYFCによると、2月26日から27日にかけて、トップチームの選手とスタッフ計25人が下痢や嘔吐などを訴えた。症状の現れた選手らは全員、医療機関で診療を受けたという。保健所への報告も済ませ、症状が出ていないチーム関係者に対しても、体調の変化に注意するよう通達している。

藤枝MYFCは3月1日午後2時からホームで秋田戦を控えている。感染対策を徹底してチーム関係者や観客の安全を確保した上で、試合は予定通り開催する。会場で実施するイベントの変更や中止は改めて案内するとしている。集団食中毒の発生について、クラブは次のようにコメントした。

「原因については調査中ですが、関係する皆様へご心配・ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。クラブでは、事態の重要性を重く受け止め、今後このようなことが二度と起こらないよう、徹底した安全衛生管理、および再発防止に努めてまいります」

現在、食中毒の原因を保健所が調査している。藤枝市内では他のスポーツチームでも食中毒の症状を訴えており、保健所は複数の報告を受けている。同じ食べ物を口にしていないかなど調べている。

藤枝MYFCは今シーズン、リーグ戦2試合を終えて1分け1敗と勝利がない。秋田戦は主力選手の大幅入れ替えが予想される。

（SHIZUOKA Life編集部）