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2025/04/05

車のまちに中国の大手企業進出 浜松市にオープン 「世界最高峰を知ってもらう場所に」

■4月5日に「BYD AUTO浜松」オープン 静岡市に続いて2店舗目

中国の電気自動車「BYD」の正規ディーラー「BYD AUTO浜松」が4月5日、浜松市中央区にグランドオープンした。静岡市の店舗に続いて、県内で2つ目となる。

 

【写真で見る】浜松市にオープン 完全プライベート宿泊施設

 

スズキやホンダ、ヤマハ発動機が生まれた車のまち・浜松に中国の電気自動車大手「BYD AUTO浜松」が加わった。店舗の場所は浜松市中央区西塚町301-5。数多くの店舗が並び、”自動車街通り”と呼ばれる激戦区だ。

 

4月5日にオープンしたショールームには、15日から販売を開始する「SEALION7」を含む4車種が展示されている。オープンを迎え「世界に認められた安全性について知っていただける場にすべくスタッフ一同、店舗運営を行う所存です」とコメントしている。

 

BYDはバッテリーメーカーとして創業し、2003年から自動車事業をスタートした。2022年には電気自動車販売台数で世界1位を獲得。2023年には日本の市場に参入した。現在、SUVタイプの「BYD ATTO3」など3車種が販売されており、「SEALION7」が4車種目となる。

 

■欧州の安全テストで5つ星 最高峰の安全性能

BYDは自社の電気自動車の特徴に「最高峰の安全性能」を挙げる。「BYD ATTO3」に搭載されたブレーキシステムは、2種類の機能が組み合わされている。1つは、前方衝突予測警報(FCW)。前方の車や歩行者と追突する恐れがある場合に、メーター表示の点灯とアラームで運転中のドライバーに対して警告を出す。

 

もう1つは、自動ブレーキ(AEB)。前方衝突予測警報の緊急警告を受けてもドライバーが対応しない、あるいは反応できなかった場合に作動する。

コンパクトカータイプの「BYD DOLPHIN」には、この2つに加えてペダルの踏み間違えによる急発進を防ぐ装置や、車内に取り残された子どもを検知して注意を促すシステムなども搭載されている。これらの機能が評価され、ヨーロッパで実施される自動車安全テスト「EURO CAP」では、最高評価の5つ星を獲得している。

 

「BYD AUTO浜松」の営業時間は午前10時から午後6時まで。月曜と火曜が定休日となっている。グランドオープンを記念し、成約や来場プレゼントを用意しているという。

 

SHIZUOKA Life編集部)

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